仕事に行きたくない(適応障害)
仕事に行きたくない・・・
このような症状の方、仕事や対人関係で過度のストレスを抱えていませんか?
”ちゃんとしなければ” という責任感で、無理を重ねていませんか?
その症状は決して「根性がない」のではなく、
「甘えている」のでもなく、
適応障害という病気かもしれません。
適切な治療で改善し、元の自分を取り戻すことができます。
ここでは適応障害についてお話したいと思います。
1. 適応障害、その原因は?
適応障害になる原因には、ストレスが挙げられます。
ストレスとは日常生活を送る上での様々な出来事が引き起こします。
悲しいこと、辛いことだけが原因でなく、他人がみると喜ばしい出来事も原因となります。
2. 適応障害はどんな症状?
- 体の症状として
不眠(寝付きが悪い、途中で目が覚める、早く目が覚める)、食欲不振、全身倦怠感、頭痛、肩こり、めまい など
- 心の症状として
不安、緊張、抑うつ気分 など
上記のように多彩な症状がでます。
3. 適応障害にはどんな治療をするの?
- 薬物治療
症状に合わせて服薬を調整させていただきます。
最終的には薬を中止し元のいい状態を取り戻し診察終了となることを目指しております。
- 休養を含めた環境の調整
短期の休みではなく状況に合わせて約2か月から3ヵ月の休職、休養をアドバイスします。
その後状態に合わせて調整させていただきます。
- カウンセリング
医師、カウンセラーから診察、カウンセリングを行うことによりストレスの原因を探ったり、症状に対する対処法を指導させていただきます。
4. 当院の方針
薬物治療(西洋治療、漢方薬)の併用は行いますが最終的には薬物から離脱できるように常に状態を確認しながら診察にあたります。
不安、不眠などへの薬物に頼らない対処療法、カウンセリングなどを用いた治療も行わせていただきます。
本人の立場に立った治療を心がけております。一度当院にご相談ください。