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帯状疱疹

50代の3人に1人は帯状疱疹を発症

✔ 体に赤いぶつぶつ、水ぶくれができた
✔ 見た目は何ともないけど体の一部がぴりぴりする

という症状がある方、それは帯状疱疹(たいじょうほうしん)かもしれません。
放っておくと重症化したり、厄介な後遺症も出てきます。

では帯状疱疹について解説していきます。

 

  1. 帯状疱疹ってどんな病気?
  2. なんで帯状疱疹になるの?
  3. 帯状疱疹の治療は?
  4. やっかいな帯状疱疹の後遺症
  5. 帯状疱疹予防のためのワクチンがあります!
  6. 最後に

 

1. 帯状疱疹ってどんな病気?

50歳代から発症率が高くなり終生約3人に1人がかかるといわれております。体半身に焼けるピリピリした痛みが3~4週間ほど続きます。治癒した後も帯状疱疹後神経痛(PNH)と呼ばれる痛みが残りことがあり、50歳以上で約2割の方がこの症状に悩まされています。

2. なんで帯状疱疹になるの?

帯状疱疹は、水痘(みずぼうそう)・帯状疱疹ウイルスによっておこります。

このウイルスは一度みずぼうそうにかかると体内に存在し続けます。そのため免疫力低下、疲労、加齢、ストレスなどで潜伏していたウイルスが活性化して発症するといわれています。

3. 帯状疱疹の治療は?

治療は抗ウイルス薬、鎮痛薬を内服することにより皮膚症状、痛みを和らげ、治癒までの期間を短くします。

4. やっかいな帯状疱疹の後遺症

かなりやっかいな後遺症です!皮膚症状が治った後も「電気がはしるような」、「刺すような」などの日常生活を脅かすような症状が残る場合があります。だんだん痛みはなくなりますが数年以上続くこともあります。適切な生活指導、内服、神経ブロックなどで症状を軽減させることが可能です。

5. 帯状疱疹予防のためのワクチンがあります!

ワクチンを接種することにより免疫力が高まり発症や重症化を抑えることができます。
ワクチンには2種類あります「水痘ワクチン」「シングリックス」があります。
どちらかお悩みの方はご相談ください。

  水痘ワクチン シングリックス
ワクチンの種類

生ワクチン

不活化ワクチン

接種回数 1回 2回(2か月後に2回目)
(遅くとも6か月までに接種)
発生率を下げる効果 50~60% 90%以上
神経痛予防の効果 約65% 約90%
予防期間 約5年 9年以上
副反応 弱い
約5%以下の方に軽度の摂取部位の痛み腫れ
強い
約10%以上の方に摂取部位の痛み腫れ、筋肉痛、疲労感、頭痛、発熱など
料金 税別 約7,000円(未定)

税別 約20,000円×2回(未定)

接種できない方
  • 免疫機能が低下してる方
  • 妊娠中の方
  • ワクチン成分にアレルギーのある方

ワクチン成分アレルギーのある方

 

6. 最後に

帯状疱疹は早めに対応すればするほど早期に治癒し、後遺症発症の可能性も軽減することができます。おかしいなと思えば内科でも対応可能な疾患のためご相談ください。

 

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