まぶたにできる黄色いできもの。

それは眼瞼黄色腫（がんけんおうしょくしゅ）かもしれません。

 

今回はこの黄色いできものについて説明させていただきます。

 

眼瞼黄色腫（がんけんおうしょくしゅ）とは？

中年以降に発症することが多く、瞼（まぶた）にできる、黄色い平らに隆起したできものです。
痛みやかゆみはありません。

脂肪を取り込んだ細胞が皮膚に浸潤してできたものです。
コレステロールの高い人にできやすい傾向があります。

どのような治療法があるのか

黄色腫自体に対する治療は皮膚科、形成外科などで治療は可能のようです（これに関しては専門のページをご覧ください）。

当院では眼瞼黄色腫のある方には採血、健診結果の確認を行いコレステロールの評価を行っております。

コレステロールの目標値に関しては別のブログにも記載しております。

>> コレステロールの目標値についてのブログはこちら

それぞれの背景にある疾患などを考慮して運動療法、食事療法、お薬の内服などが行われます。

お伝えしたいこと

眼瞼黄色腫のある方はコレステロールが高くなっているサインかもしれません。
コレステロールが高いこと自体で症状が出ることはほとんどなく、知らず知らずに病気が進行していることがあります。

せっかく体がサインを出してくれているので一度ご相談してみてはいかがですか。

体の中も、外も健康になれるアドバイスが可能だと思います。お気軽に声をかけてください。