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CPAPのお悩みQ&A

[2023.07.12]

こんにちは。院長の青野です。

外来診察でCPAP療法を行っていると様々な問題に直面します。

大多数は導入後から大きな問題はなく眠気も改善しますが、なかにはCPAPをうまく使えず、継続が難しいとおっしゃる方もいらっしゃいます。

私としては一つ一つの問題点を患者さんが満足いくように解決することにより長く治療を継続することができると考えております。

今回は、患者さんからのよくある訴えを3つあげてみたいと思います。

 

Q1. 空気が入ってくる感じが気になり寝つけない

⇒ 徐々に慣れていきましょう!

<対策>

  • CPAP導入初期の段階で依存性のない睡眠薬などを使用し眠る
  • CPAPに慣れるために、日中マスクを着けCPAPを使用してみる
  • 寝入りは酸素の圧力を低めに設定する

 

Q2. 使用しても日中の眠気が改善しない!機械の意味がない!?

⇒ 原因を探りましょう!

<対策>

  • 無呼吸指数、空気の漏れなど、CPAPデータを確認しましょう。
    必要があれば設定を調整します。

  • もともとの睡眠習慣(何時に寝ているか、どこで寝ているか)などの確認しましょう。
    規則正しい睡眠生活が何よりも大切です。
    夜型の生活や、睡眠不足になっていないか、振り返ってみましょう。
    また、夜にカフェインを摂取することやアルコールを控えることも効果的です。

 

Q3. 朝起きるとげっぷが出たり、胃に空気がたまっている感じがして不快

⇒ 空気圧の調整をしてみましょう!

<対策>

  • 無意識に空気を飲み込んでしまっている可能性があります。
    空気の送り込む圧を下げることにより改善する場合が多いので主治医にご相談ください。

 

今回は3つの訴えについて書かせていただきました。

今後CPAP、睡眠時無呼吸症候群に関していろいろな情報を提供できたらと思っております。
睡眠時無呼吸症候群の治療をするにあたり、今までの経験を活かした診察させていただきますのでお悩みの方は一度ご相談いただければと思います。

 

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