CPAP(睡眠時無呼吸症候群の治療法)療法の外来によくあること
[2023.07.07]
こんにちは。院長の青野です。
今日はCPAP導入後患者さんが訴える不満や不快感感について書きたいと思います。
ご存じの通り、睡眠時無呼吸症候群で一定以上の無呼吸指数のある方は、CPAP療法(寝ているときに空気を送り込む治療)を導入します。
簡単に言うとマスクを装着し、常に空気(圧をかける)を送り込むことで気道の虚脱を防ぎ、無呼吸を改善する治療法です。
導入後一回目の外来診察で大多数の方は
「非常にいい治療ですね、眠気もなくなりました」
と言っていただき、その後も長く継続していただけるのですが、
中には「こんな機械つけていると寝られない」、「睡眠が浅くなっている感じがする」と効果が得られていない方もいらっしゃいます。
不快感の原因としては
- マスクをしているため
- ずっと空気が送られているため
- 鼻が乾燥するため
など様々な要因が考えられます。
そのような問題点を解決し、CPAPを継続していただくことが私の外来での目標と考えております。
次回のコラムではどのように問題に対応しているか書きたいと思います。
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